極寒の真冬に何時間も外でバイクや自転車で稼働するフードデリバリー配達員にとって一番の天敵は寒さですよね((((;゚Д゚)))))))
寒さで心が折れてしまう配達員が続出する中、寒さを制する者がフーデリを制すと言っても過言ではないのではないでしょうか。
本記事では、そんな防寒命の寒がりフーデリ配達員にオススメの最強電熱ベストの良い点・残念な点、ワークマンの電熱ベストとの比較を徹底レビューしてみました!
真冬にフードデリバリー配達をする配達員はもちろん、通勤・通学で自転車やバイクに乗る人やアウトドアにもオススメです。
今回購入したのはこれ!
夏の空調服で散々お世話になったバートルの電熱ベストを選びました。
暖かさはもちろん、空調服に使っていたバッテリーをそのまま使うことができたのもポイント高いですね!
これで冬の稼働がまた一つ快適になってゆく(*'▽'*)
バイク配達員にとって必須の防寒対策
フーデリ配達員にとって電熱ベストはもはや無くてはならない必須の防寒対策となりつつあります。
特にバイク配達員は自転車配達員と違って運転中に体を動かすことがないため、冬はすぐに体が芯まで冷えてしまいます:;((•﹏•๑)));:サムイ
電熱ベストに求めるもの
暖かさ
もちろん暖かさが一番大事!
寒いと心が折れそうになるからね。
電熱ベストはまるでコタツを背負ってるかのような暖かさでホクホクです!
安全性
あまりに安い中華製の電熱ベストは発火事故の事例があるのでオススメできません。
なのでまーさんは空調服で信頼と実績のバートルを選んでみました。
安くても着用時に燃えたら洒落にならないですもんね^^;
バートルは日本を代表する大手企業「京セラ」のバッテリーを使用しているので安心して使うことができます。
コスパ
寒いのは嫌だけど、あまりに高額なのであればなかなかでは出ませんよね?
今回購入したバートルの電熱ベストは、同じくバートルの空調服のバッテリーをそのまま使うことができるので、バッテリーを新たに新調する必要はありませんでした。
コストに対するパフォーマンスとしては上々だと思っております!ビシッ(*`・ω・)ゞ
持続時間
意外と見落としがちなのが持続時間です。
どんなに電熱ベストが暖かくても、数時間で稼働中にバッテリー切れを起こすようだと困りますよね。
どの暖かさの段階を常用するかによっても違いますが、使い手の工夫も必要な部分かと思われます。
洗濯できるか
フードデリバリーで毎日のように着用するからこそ、ベストを洗えるのかどうかは重要なポイントです。
ベストに電熱コードが埋め込まれたタイプだと洗えなかったり、洗えたとしてもしっかり乾燥しないと漏電のリスクがあったり、誤ってコードを断線してしまうリスクがあります。
その点バートルの電熱ベストはヒーター部分を取り外すことができるので、丸っと綺麗に洗うことができます。
なぜバートルはワークマンよりも暖かいのか?
さて、記事タイトルにも書いたように「なぜワークマンよりバートルの電熱ベストが暖かいのか」を解説してみます。
はじめに断っておきますが、まーさんは大のワークマンユーザーです!が、電熱ベストに関しては他社と比べて性能が高いとは言えないと思うんです。。
なぜなら・・・
ヒーターの面積=暖かさ
ワークマンの電熱ベストは、ヒーターの位置が首元と腰の2箇所に分かれています。
対してバートルのヒーターシートは、首元から腰上あたりまでT字で暖めてくれます。
実際に使ってみるとわかりますが、バートルの電熱ベストは背骨に沿って背中全体を暖めてくれるのですが、ワークマンは首元、腰元しかヒーターシートが入っていないので、暖かく感じる面積がバートルよりも小さいのです。
フードデリバリーで自転車配達と違ってバイク稼働の場合、体を動かすことなく体制的にじっとしている時間が長いので特に体が冷えやすいです。
自分が動いて自ら発熱することができないバイク配達員の場合は特に、より広い面を暖めてくれる電熱ベストの方が暖かさを感じやすく、背中全体が暖まれば芯から冷えるということにはなりにくいのです。
設定温度を低くしていても、より大きな面で暖めてくれる電熱ベストの方が暖かいので、バッテリーも省エネ運用で十分な暖かさを得ることができます٩( 'ω' )و
夏の空調服がバートルなら冬はコレ一択
夏にバートルの空調服を使っていた方なら、冬の電熱ベストはバートル一択です!
なぜなら空調服のバッテリーをそのまま電熱ベストに使うことができるからです。
他社も含め、電熱ベストの何がそんなに値が張るかっていうと、ズバリバッテリーが高いんです。
でも夏にバートルの空調服を手に入れた人なら既にバッテリーは手許にありますよね?
あとはヒーターシートとベストを揃えるだけでOKです!
正直なところ、バートルのヒーターシートはワークマンと値段だけ比べると高いんですが、その分暖かい面積が多かったり、取り外して丸洗できたりするので、コスパ的には変わらないかむしろ高コスパな気がします。
【レビュー】実際に着てみた
【サイズ感】ピッタリ目がオススメ
電熱ベストはジャストサイズを購入することを強くオススメします!
より密着度が高い方がもう全っ然暖かさが違いますからね。
肌着の上に直で着込めば最弱モードでもそりゃもうめっちゃ暖かいんですが、低温やけどしそうなのでできればパーカー・トレーナー等の上から電熱ベストを着用することをオススメします。
その際もなるべく密着度の高いサイズ感を選ぶようにすることで、「効果は抜群だ」になります。
【暖かさ】申し分なし!
バートルの電熱ベストには4段階の温度調節機能があります。
電圧 | 設定温度 | 連続稼働時間 |
17V | 56℃ | 1時間+12V(3時間) |
12V | 50℃ | 4.5時間 |
9V | 42℃ | 8時間 |
6V | 35℃ | 15時間 |
記事執筆時点での11月の東京の最低気温は10度を下回るかどうかというところです。
フードデリバリーの深夜稼働はかなり暖かい格好をしないとつらい気温です。
そんな気温でも電熱ベストは9Vでも十分暖かいし、アウターによっては6Vでも全然平気です。
むしろ9Vにしてしまうと、若干背中が汗ばんでいるような(;´Д`)
設定温度のイメージとしては、お風呂のお湯の温度をイメージするとわかりやすいかもしれないですね。
9V42℃だと真冬でも背中が常に浴槽に浸かっている状態(*´ω`*)
手と足の防寒もしっかりしていれば9Vでも十分な温度です。
【持続性能】フル稼働する場合は使い方に工夫が必要
フードデリバリーで1日に8時間を超えるような長時間連続稼働をする場合は注意が必要です。
そのような場合はお昼の一番気温が高い時間帯は電熱ベストをOFFにして稼働するなど、工夫しないと夜の一番寒い時間帯にバッテリー切れを起こしてしまいます。
まーさんの場合は8時間以上稼働するときは、昼ピーク後に一旦家に帰って休憩するのでその間に充電して夜稼働を乗り切ります。
1日に8時間以上フル稼働する人は、予備でもう一つバッテリーを用意しておくことになると思いますが、そうするとどうしても出費がかさむので悩ましいところではありますよね。
ヒーター系は特に電力食いますから、もう少しバッテリーの蓄電性能が上がってこないと途中NO充電で丸一日フル稼働に耐えられる電熱ベストは難しいんでしょうね。。
【洗濯】電熱パッド着脱式なので丸洗い可◎
バートルの電熱ベストはヒーターシートを完全に取り外すことができるのでそのまま丸洗いすることができます。
これ毎日のように電熱ベスト使用するフードデリバリーには結構重要なことなんですよね。
直に肌に触れていなかったとしても、定期的に洗って使いたいと思っている配達員にはポイント高いんじゃないでしょうか。
食事を運ぶお仕事ですから、身に着けるものは常に清潔にしておきたいですよね。
【残念】電源ボタンがバッテリーにしかついていない
これは非常に残念なポイントです。。
バッテリーはベストの内側にあるポケットに収納するのですが、電源のオン・オフ、温度調節をするたびにベストの前ジッパーを開いてバッテリーのボタンにアクセスする必要があります。
他社と比べて唯一、最大に劣っている部分はここですね。
基本的にはつけっぱにしているのですが、外でオンオフや温度調節をしたいときには、ベストの上に羽織っているアウターもジッパーをおろし、電熱ベストのジッパーもおろすという苦行が待っています。
慣れてくればベストの左ポケットに手を入れた状態で操作することもできますが、今どの出力数になっているのか視覚的に確認できないのはどうにかしてほしいところです。
【残念】バッテリーの大きさは少し気になる…
バッテリーは少し大きめです。
だからといって特に何か不都合があるわけではありませんが、ある程度大きいです(笑)
ただ、電源をONにしていると左わき腹付近にあるバッテリー自体も多少発熱するので、少し大きめの電子カイロを持っていると思えば全然我慢できます(笑)
まとめ
いかがでしたでしょうか。
せっかく電熱ベストを導入するのであれば、コスパ良く安全安心により暖かくなるものを選びたいですよね!
電熱ベストの暖かさはヒーターシートの面積に比例します。
背骨に沿って背中全体を暖めてくれるバートル電熱ベストは、極寒のフードデリバリーの強い味方になってくれることでしょう(*´▽`*)
夏にバートルの空調服を購入していた人は、電熱ベストにも同じバッテリーを使用することができるので是非ヌクヌク暖か稼働をしてみてくださいね!