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【簿記は独学すべきか学校へ通うべきか】自分のスタイルを見つけよう - HAJIBOKI

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最短最速【簿記】勉強法 簿記

【簿記は独学すべきか学校へ通うべきか】自分のスタイルを見つけよう

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簿記を勉強すると決めたら、次に考えなければいけない事は「独学」か「学校へ通う」かの選択です。
人それぞれ自分に向いている勉強のスタイルが異なりますので、一概にどの方法が1番良いかとは言えませんが、「独学」「通学」にはそれぞれ特長があります。
自分にはどんなスタイルが1番あっているのか見つけてみましょう。

自分のスタイルを知る:学生の頃はどうだった?

StockSnap / Pixabay

独学か通学かを考えた時、まずは自分の学生時代を振り返ってみましょう。

もともと学校での授業をちゃんと受けて勉強をすることが定着していた人は、通学の方がいいかもしれません。

授業で先生の話をよく聞き、ノートをとってわからないところは先生に質問するというスタイルが確立されていたのであれば、一人で勉強するよりも先生から直接教えてもらった方がより深く理解できるかもしれません。

逆に学生時代授業はあまり聞かずにテスト前に勉強してある程度良い点数が取れていたような人は独学向きかもしれません。

先生の話をひたすら聞くことが苦手だったり、授業中ずっと座っていることが苦痛に感じている人、そもそも学校に通うこと自体が嫌で仕方がない人もいるでしょう。

ただし、学生の時は自発的に勉強する事はなかったとしても、大人になってからの勉強であれば学校に通ってしっかりと勉強できそうだという人もいるかもしれませんね。

学生時代を思い出してみて、自分にとって授業はテストに役に立ったと思えば通学の方が向いていることが多いでしょうし、テスト勉強は家で一人でしてても何も問題なかったという人は独学の方が向いていることが多いでしょう。

個人的には日商簿記3級レベルであれば、運転免許の学科試験と同レベルかと思いますので特に学校へ通う必要はないと思っています。

しかし運転免許にも裏校(地方によって呼び方は違うかも)へ通う人がいるように、日商簿記3級でも学校へ通った方が取りやすいと思う方もいると思います。

学校へ通うとお金と時間がかかりますが、ちゃんと授業を受けて復習すれば合格率は高くなります。

独学の場合はお金を最小限に抑えることができますが、どれ位時間がかかるかは本人次第ということになり、どれだけ自分を律することができるかが鍵となってきます。

どちらにも一長一短があるので、自分に向いているなと思える方を選択すると良いでしょう。

学校に通うメリット・デメリット

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予備校等の学校へ通う場合のメリット・デメリットをまとめてみました。

《メリット》

授業時間が決まっているので強制的に勉強する機会ができる

わからないことをすぐに先生に聞くことができる

一緒に勉強する仲間ができる

やはり学校へ通う最大のメリットと言えば、決まった日時に授業があるということでしょう。

仕事が終わってから家で勉強の時間を作るのは、想像以上に難しいものです。

しかし学校へ通ってしまえば、半ば強制的に授業へ参加せざるを得ない状況を作り出すことができるので、定期的に勉強する時間を作り出すことができます。

また、わからないことや不安な箇所はすぐに先生に確認することができるのも学校ならではではないでしょうか。

学校へ行くと、皆簿記の合格を目指している同じ目標を持った仲間が大勢いますから、お互いに良い刺激になったり、モチベーションを保つという意味でも良い環境を整えることができます。

私まーさんの経験上、独学者よりも途中で離脱する人が少ないと感じます。

《デメリット》

お金がかかる

自分のペースで勉強できない

デメリットとしては、やはりお金がかかることです。

独学の場合はテキスト代のみで済みますが、学校へ通うとなると、その何倍ものお金がかかる事になります。

また、授業のペースが早くてついていけないことや、逆に遅すぎてなかなか進められないこともあるでしょう。

自分一人で勉強していれば、良くも悪くも自分のペースで進めることができるのですが、学校だとカリキュラムに沿ったペースで進めることになります。

もともと一人で勉強をすることに慣れている人には、それがかえってストレスになったり効率が悪くなったりすることがあります。

独学のメリット・デメリット

27707 / Pixabay

続いて独学のメリット・デメリットについて見てみましょう。

《メリット》

自分のペースで進めることができる

学校へ通う時間を節約できる

費用を抑えることができる

まず学費を抑えられることはもちろんですが、何よりも自分のペースで進められることが独学の大きなメリットです。

例えば、授業のスピードがはやくてよく理解できない場合でも、学校では決められたカリキュラムに沿ってどんどん進めてしまいます。

逆に簡単に理解できる論点であっても、決められたカリキュラムに基づいて授業が進められる為、丸一日「知ってるよ〜」という内容の授業で終わることもあるかもしれません。

独学の良いところは、学校のように決められたある一定の速度で進める必要がないので、自分にとって最も効率の良いスピードで進めることができるところです。

また、通学に要する時間を削ることができる為、その分勉強する時間を確保することができます。

私まーさんの経験上、学校へ通っていた人よりも早く学習を進めて短期間で合格する人が多いです。

《デメリット》

わからないところは自分で調べなければならない

いくらでも怠けることができてしまう

独学のデメリットは、誰にも教わらずに一人で学習を進めるので、もしわからないところが出てきたとしても、テキストを読み返すなりネットで調べるなりして自分で答えや解き方を導き出す必要があるということです。

日商簿記2級になると、どうしてもなかなか理解しにくい論点というのが出てきます。

そんな時でも独学者は自分でなんとかするしか方法がありません。

本屋で違うテキストの解説を見てみたり、ネットで検索したり、問題集の答えとにらめっこしたり、自分一人で問題を解決する能力がないと独学は難しいかもしれません。

また、独学者にとって最大の敵は怠けようとする自分自身です。

学校であれば決められた時間に決められた場所に行くことになりますが、独学の場合は何も決まっていないところから自分で「やる」ことを選択しなければならないのです。

「今日は疲れたから」とか「飲みに誘われたから」とか「わかんないからもう今日はいいや」とか、色んな誘惑が待ち受けています。

しかし、そんな誘惑に打ち勝つことさえできれば、独学は通学よりも安く早く合格を手にすることができる可能性があります。

簿記は学校に通わなければ取得できないのか

geralt / Pixabay

正直、日商簿記3級であれば学校へ通う必要性はそこまで感じません。

運転免許の学科試験と同程度ですので、何度かテキストを繰り返し読めば合格できるレベルにまでもっていくことができます。

ただし、テキストに書いてあることがよくわからないとか、自分一人で勉強することができないといった人は、お金を支払って学校へ通ってもいいと思います。

日商簿記2級以上になってくると、3級とは試験範囲も難易度も桁違いに上がって来ますので学校へ通う人が多くなります。

学校では大体半年前後のカリキュラムが組まれていることが多いようですが、普通はそれだけの時間をかけて勉強する資格ということです。

もしも学校へ通わずに独学で学習を進めるのであれば、数ヶ月間、様々な誘惑から自分自身を律することが必ず必要になります。

また、学校へ通うにはどうしてもお金がかかります。

お金をかけずに資格を取得したい人は独学に挑戦する事を考えることになると思いますが、独学で資格取得を目指すには、様々な誘惑に負けない強い意志の力を持つようにしましょう。

独学でも通学でも結局は自分次第

geralt / Pixabay

学校へ通って勉強しても、独りでテキストを見て勉強したとしても、結局勉強するかしないかは自分次第ということになります。

お金を出して学校へ通っても、それだけで合格するようなことはありません。

独学で合格を目指すんだと決意しても、仕事から帰って来てダラダラする生活を送っていては、永遠に資格取得することは難しいでしょう。

どちらにしても、自ら学習する時間を創り出し集中して勉強に取り組まなければ、合格することは難しいということです。

学校へ通ったから、テキストをたくさん買ったから、合格するわけではありません。

しっかりと基礎基本をテキストや授業で学び、何度も繰り返し問題を解くために実際に手を動かした人が「合格」の2文字を手にすることができます。

まとめ

まーさんの場合は学校へ通うこと自体が面倒だと思う性格で、高校生の時からパチンコや遊びばかりしていてロクに授業を受けていませんでした。

試験の時は自宅で教科書を見ながら独りでイチから勉強してそれなりの点数を取るような学生でしたので、簿記資格を取得する際も独学で学習をはじめました。

独学でやろうと決意した決め手は、当時お金がなかったことと、本屋でテキストや問題集を見て「これなら自分で勉強すればできそう」と思った事でした。

会社の後輩で元鳶職の者がいましたが、彼は毎日仕事後に職場の仲間が飲みに行ったり遊びに行ったりしている中、1年間黙々と勉強を続け、独学でいきなり日商簿記1級に挑戦し合格したというエピソードを持っていました。

実際に会計業界で働いている人の多くはどのように簿記資格を取得していたのかというと、やはりほとんどの人が予備校等に通って勉強し、資格を取得していました。

中には独学と通学の間に当たる「通信教育」のような学び方をしている人もいて、その話を聞いて「今思えば簿記に関してはそれが1番コスパ良いよね」と納得している人が多かったように思います。

ただし、自分自身を律して勉強する時間を作り出すことが独学の絶対条件ですので、自分独りだとちょっと自信がないという人には間違いなく学校へ通う事をオススメします。

逆に「数ヶ月なら全てを簿記の勉強に注ぎ込む覚悟がある」という人には独学や通信教育等がオススメです。

簿記は問題を解けば解いた数だけ点数が伸びる試験です。

どのような学習スタイルであれ、日々の生活の中に意図的に問題を解く時間を作って、より多くの問題を解くことが合格への唯一の道である事は間違いありません。

机に向かった時間を無駄にしない為にも、集中してより多くの問題に触れてみてください。

諦めなければ努力は必ず報われます。

心から応援しています。

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