会計業界(税理士業界)で転職したい人 「会計業界でオススメの転職サイト・転職エージェントを教えて欲しい。あと、転職時に年収アップするコツなんかも知りたいな。」 |
こういった疑問に答えます。
本記事の内容
- 会計事務所に強い転職サイト・転職エージェント3選
- 転職する前に知っておきたい年収アップのポイント
- まずは行動 → 動きながら軌道修正のススメ
この記事を書いているまーさんは、今は投資や知り合いの税理士の事務所運営相談などをしていますが、元々は業界未経験のフリーターから会計事務所で年収1,000万円超の内部統括・採用人事をしていました。
今はどこの会計事務所にも所属していないので、会計事務所が眉をひそめる様な切り口からもコメントできます。
「求人情報」は事実とはかけ離れているところもあったりしても、事務所職員はバレたらマズイので何も言えませんからねぇ。。
ということで、Mr.KBの暴露的な話も交えながら転職を成功させるための記事を本気で書いていきます。
会計事務所に強い転職サイト・転職エージェント3選
結論からいうと、会計・税務の転職に特化したサイト・エージェントを利用するべき。
会計・税務特化型を中心にいくつか登録しておけばOKです。
会計事務所に強い転職サイト・転職エージェント3選
- マイナビエージェント|士業特化型エージェント ※大手なので案件も多く、未経験者でもエージェントがしっかりサポートしてくれます。
- マイナビ税理士|税理士業界特化型 ※税理士はもちろん科目合格者や勉強との両立を図りたい人から定評あり。
- MS-Japan|士業特化型エージェント ※まーさんはこのエージェントで年収1,000万円の税理士事務所へ転職を成功させました。
自分が「何を望むのか」が大切
転職するにあたっては、自分が何を望むのかが大切です。
今働いている環境を捨てて新しい環境に移行するには、慣れ親しんだ現状を抜け出さなくてはなりません。人間は知らず知らずのうちに現状維持を好む生き物です。自分が「何を望んで転職をするのか」を明確にしていなければ、その転職活動はほとんどの場合、「まぁとりあえず今のままでいいや」と頓挫してしまいます。
また、転職サイトがどれだけ良くできていようと、転職エージェントがどれだけ親身になって動いてくれようと、本人が「何を望んでいるのか」がはっきりしていなければ転職は成功しません。
転職サイト・転職エージェントは、自分の希望とマッチする求人を見つけてくるプロですが、希望が定まっていなければマッチングのしようがないからです。
お金・通勤時間・職場環境・・・
あなたは転職活動する目的を説明できますか?
よくある質問:「未経験でも転職できますか」
答えはもちろん「Yes!」です。
私まーさんは大手税理士法人で100名以上の採用人事に携わってきましたが、実は応募してくる人の中には経験者が非常に少ないんです。
「これだけ転職が当たり前になっている業界なのに「経験者が少ない」ってどういうこと!?」って思いますよね。それは転職する業界人のほとんどの人が「今やっている業務とは違う業務がしたくて転職活動をする」からなんです。
例えば、今まで法人税務を行ってきた人が、自分のできる業務の幅を広げたくて今度は相続税務をメインで取り扱っている税理士事務所に応募したりします。
業務内容はまるっきり違うので、事務所からすれば業界未経験者と同じように1から教育しなければいけないことが多いのです。
そういう転職希望者が多いので、実は業界未経験者の採用はとても多いのです。
採用側としては、同じように1から教育しなければならないのであれば、むしろ業界未経験の方が安い金額提示で採用できる業界未経験者の方が、教育する際に経験者よりも謙虚だったりして扱いやすいので、場合によっては選ばれやすかったりします。
甘い謳い文句を鵜呑みにしてはいけない
『上場企業並みの高待遇』
『アットホームな会社です』
『〇〇時以降残業禁止』
『有休消化率100%推奨』→ 推奨って。。(笑)
こんな甘い言葉を真に受けて入社すると痛い目にあうかもしれません。
採用する事務所側からすれば、リクルートは人を集めてナンボです。
まずは人を集めることが第一の目標である為、残念ですが、有る事無い事書いて人を集めているような事務所があるのも事実です。
実際知り合いが働いていた税理士事務所は、従業員の口コミを集めているサイトへ組織的に事実とは異なる内容で高評価へ繋がるような口コミを投稿していたようです。。
これらを見抜くのは非常に難しいので、できれば業界特化型のエージェントにしっかり相談することをオススメします。
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転職する前に確認しておきたい年収UPのポイント
転職前に考えることは次のとおり。
自分の"売り"を考えましょう
今いる会社で作った実績はもちろんのことですが、「転職したい会社に必要なスキルで、今の自分が持っているものがあるか?」を考えることが大切です。
適材適所
就職や転職とは、例えるなら需要と供給のマッチングゲームです。
今までの会社では求められなかったスキルが、他の会社では重宝されることがよくあります。
つまり、「自分の持っている能力を必要としている場所へ提供できているか」を見抜く力が必要になってくるということです。
これ見抜くことができれば転職は難なく成功しますし、面接はむしろ賃金交渉の場にすることができます。だって、その事務所はあなたのスキルがどうしても欲しいんですから。
普段の業務時から「自分が長けている分野は何か」「業務フローをゼロから作り直すとしたら自分の持っているどんな知識が必要になるか」など、常に自分の強みを意識して業務を行っていると、それは自分の強力な武器となります。
でも現実には「今すぐにでも転職したいからそんなの無理!」とか「自分には何もないから・・・」と考えてしまう人も多いと思います。
そんな時は1人で悩まずにプロの転職エージェントに相談してみるといいかもです。
意外と自分で自分の長所を探すのは難しいものですが、第三者の方がむしろ良いところが見えていたりします。
業界特化型のエージェントはその道のプロですので、あなたのスキルを欲している事務所とあなたをマッチングする為にあれこれアドバイスをしてくれます。
自分の長所がわかって、それが相手(事務所)の欲しているスキルと一致したら、それは年収アップへのスタートラインです。
あとはどう自分をプレゼンするか、どうやったら相手(事務所)に「絶対に手に入れたい!」と思わせることができるか、ひたすらシミュレーションします。
履歴書や経歴書の書き方、面接の個別アドバイスを一緒に考えてくれるのもエージェントの魅力の1つですね。基本サービスは全部タダなので、フル活用して損は無しです。
まずは行動 → 動きながら軌道修正のススメ
転職を考えたら、まずは行動しましょう。
いつ行動するか・・・わかりますね?(笑)
行動するといろんなことが見えてきます。
- 求められている人材
- 自分のスキルの棚卸し
- 自分の市場価値
- etc...
行動してみてわかっとことを元に軌道修正して目的の転職へ向かいましょう。
特に転職だけに限ったことではなく
まずは行動 → 軌道修正
は大抵のことに当てはまる王道的なプロセスです。
一度転職サイト・転職エージェントに登録してしまえば、あとは指定した条件にあった求人が案内されて応募するだけです。「まだ転職するかわからない」場合も、自分の市場価値を確認してみたら昇給面談とかで交渉の材料になるかもしれません。
どのサイトも5分程度で登録できますので、この機会に是非行動してみましょう。
- マイナビエージェント|士業特化型エージェント ※大手なので案件も多く、未経験者でもエージェントがしっかりサポートしてくれます。
- マイナビ税理士|税理士業界特化型※税理士はもちろん科目合格者や勉強との両立を図りたい人から定評あり。
- MS-Japan|士業特化型エージェント ※まーさんはこのエージェントで年収1,000万円の税理士事務所へ転職を成功させました。